手登根 聖様のPython 3 エンジニア認定基礎試験合格体験記を公開しました

◆合格者情報
お名前orニックネーム:手登根 聖
合格された試験:Python3エンジニア認定基礎試験

Q1:Python経歴年数とPythonに出会った際の第一印象についてお教えください。
Pythonを初めて触れたのは2023年10月、今から約10ヵ月前のことです。私は2007年~2015年の約8年半、IT企業でシステムエンジニアとして様々な業務を行っていました。グログラミン言語は、「Excel(VBA)」や「Java(JavaScript)」、「PHP」、今は無き「VisualBasic」などを業務で使用していたため、プログラミングに関するある程度の素地がありました。しかし、28歳の時に白内障を発症し、それに加え業務過多(過剰労働)により、鬱病を併発して、退職せざるを得なくなりました。2016年に実家に戻り療養生活をしていましたが、「Chat-GPT」の登場に衝撃を受け、「AI」に興味を持ち始めました。特に機械学習においてPythonが主流であることを知り、その柔軟性とシンプルさに魅了され、Pythonの勉強を開始しました。現在は、とある就労支援サービスに通所しながら社会復帰に向けて資格取得・スキル取得の努力を続けており、Pythonはその重要なツールの一つとなっています。

Q2:Pythonエンジニア認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
Pythonエンジニア認定試験を受けることを決意したのは、Pythonを学び始めてから数ヶ月が経ち、ある程度の基礎知識が身についたと感じた時でした。就労支援サービスを利用しながら社会復帰を目指す中で、スキルの証明として資格が重要だと考えたのが大きな理由です。また、私より以前に就労支援サービスを利用された方の中で、本試験を受験し合格していたという実績があったことも理由の一つです。
勉強方法としては、まずは公式のPythonチュートリアルを繰り返し読み、基本的な文法やライブラリの使い方を徹底的に学びました。その後、過去問や模擬試験を利用して実践力を鍛え、間違えた問題を重点的に復習することで理解を深めました。また、オンラインで提供されている無料の動画講座を利用ました。協会公式Youtubeチャンネルの動画を何度も観て、モチベーションを維持しながら効率的に学習を進めました。お陰様で、初回受験で、なんと満点合格することができました!

Q3:Pythonエンジニア認定試験を受けて満足していますでしょうか?
非常に満足しています。この試験を通じて、Pythonの基礎知識がしっかりと身についたことを確認でき、自信にもつながりました。試験の勉強を通じて、これまで曖昧だった部分や苦手な分野、知らなかった機能について深く理解することができたため、実務での応用力も向上したように感じています。
また、資格取得は自分のスキルを客観的に示す証明となり、社会復帰に向けた大きなステップとなります!もちろん、学びはこれで終わりではなく、これからも継続して学習し、より高度な技術や知識を習得していきたいと考えています。資格は一つの通過点であり、今後の成長のためのモチベーションとして捉えております。

Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
現在、企業に属しておらず、就職・復職を目指して就労支援サービスを利用しているため、就労支援サービスからの資格手当はありませんが、受験料の全額補助を受けました。
ただし、私が通所している就労支援サービスでは「Python」のプログラミング言語に対する学習サポートは提供されていなかったため、Pythonに関しては独学で学習を進めました。しかし、サービス利用者の中には他の資格試験取得に向けて学習を行っている方々が多くいらっしゃるので、お互いに切磋琢磨しながら学習を進めることができました。このような環境のおかげで、モチベーションを保ちながら独学を続けられたのは非常に有り難かったです。
支援を受けながら資格試験に挑戦できたことに感謝しつつ、今後も自己研鑽を続けていきたいと思っています。

Q5:Pythonエンジニアとして大事にしていることはなんですか?
Pythonエンジニアとして大事にしているのは、プログラミングフィロソフィー「Pythonic」を遵守したプログラム、コードを書くことです。
「Pythonic」という考え方は、Pythonの特徴を最大限に活かし、シンプルで美しいコードを書くことを目指すものです。このフィロソフィーを実践するために、「TheZENofPython」に示されている20の原則を常に意識し、これに基づいてコーディングを行っています。また、コーディング規約である「PEP8」に則ったコーディングを行うことも重視しています。PEP8を遵守することで、コードの可読性が高まり、他のエンジニアが容易に理解し、保守・拡張しやすいコードを提供することができます。これらの原則を守りつつ、シンプルかつ効果的なコードを追求することで、品質の高いソフトウェアを開発することを目指しています。

Q6:「Pythonic」について、一言お願いします。
「Pythonic」とは、Pythonの本質を理解し、その美学に沿ったプログラミングスタイルを指します。
具体的には、シンプルさや明瞭さを重視し、Pythonが提供する直感的な文法や豊富なライブラリを最大限に活用することです。例えば、リスト内包表記やジェネレーターの活用、無駄のないエレガントなコードの追求が「Pythonic」とされています。このことを意識することで、コードは自然と読みやすくなり、保守性も向上すると考えます。「Pythonic」であることは、単に動くコードを書く以上に、他のエンジニアが見て理解しやすく、共感できるコードを書くことだと思います。それは、Pythonを使うエンジニアの共通言語であり、ベストプラクティスへの道標(みちしるべ)でもあります。

Q7:Pythonエンジニアとしての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
現在はまだ基本的なプログラムの構築ができるレベルですが、今後はこれを基礎としてさらにスキルを深めていく計画です。特に興味を持っているのは、機械学習やデータサイエンスといった分野です。それらの分野での知識を深めつつ、Pythonを活用して実践的なプロジェクトに取り組んでいきたいと考えています。最終的な目標としては、特に「web3」という大きな文脈において、独自のAIアプリケーションを開発することです。これにより、新たな価値を生み出し、社会に貢献できるソリューションを提供したいと考えています。そのためにも、今後も継続的に学び、新しい技術を取り入れながら、自分のスキルを広げていくことを重視しています。
将来的には、Pythonを通じてキャリアを発展させ、他のエンジニアにも良い影響を与える存在になりたいと思っています。

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