◆合格者情報
所属会社: 日本電算企画株式会社
所属会社のURL: https://www.densan-kikaku.co.jp
お名前: 種田 桂介
エリア: 関東
合格された試験: Python3 エンジニア認定基礎試験
Q1:Python経歴年数とPythonに出会った際の第一印象についてお教えください。
2015年頃に「何か流行っているらしいぞ」ということで、Pythonに出会いましたので、約5年程度となりますが関わりは断続的なものでした。
業務では主にJavaを使用していましたので、動的型付け言語のPythonの第一印象としては、「わかりづらっ! なんか怖っ!!」と気味悪さを感じたことを覚えています。
が、めげずに調べてみると、標準ライブラリが使いやすい(実戦的なものが多い)、Webサービスを構築しやすい、データ分析のライブラリが豊富にある、など魅力的な要素が多かったため、学習を進めていくことにしました。このあたりで第一印象の気味悪さはだいぶ薄れていました。
実際の業務では使用していませんが、業務の合間に少しずつ触れていく中で、ネガティブな第一印象が一転し、ポジティブなものに変わっていくのを感じました。
Q2:Python技術者認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
2018年頃に、実際の業務ではどのようなソースコードが書かれているのか、といった興味から、半年ほどオンライン学習サービス(PyQ)を受講していました。
その後はGitHubで公開されているソースコードを見る・動かす等、少しずつ勉強を進め、何となくPythonが書けるようになり、簡単なWebサイトの作成等を行っていました。
2020年に大学時代の知人から、心理学の実験のためにPythonを使ったプログラム(※)の作成依頼を受けたことをきっかけに、「せっかくだから」と認定試験の受験を決めました。
受験にあたっては、主に認定教材であるオライリー・ジャパン 『Pythonチュートリアル 第3版』を熟読し、例文を実行する等の学習を行いました。また、同じくオライリー・ジャパンの『入門 Python 3』を併読していました。
※ PsychoPy ( https://www.psychopy.org )を用いた実験制御プログラムです。
Q3:Pythonエンジニア認定試験を受けて満足していますでしょうか?
これまで何となく「Python書けます」と言ってきたところを、「認定試験を合格しています」と言えるようになり、大変満足しています。
まだ基礎試験を合格したばかりのひよっこですが、データ分析試験の受験も予定しています。
Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
Noです。Noですが、インセンティブがなくとも学習し続けるモチベーションを保っています。認定試験に合格したことも、モチベーションの維持に繋がっていると思います。
Q5:Pythonエンジニアとして大事にしていることはなんですか?
ソースコードの可読性・保守性を重要視しています。過去の経験から、プロジェクトの成功度合いはソースコードの品質に(ほぼ)比例するものと考えております。ソースコードの品質向上のため、The Zen of Pythonの実践に努めています。
また、Pythonのバージョンが上がるごとに、機能も進化していますので、バージョンの差異を意識するようにしています。
Q6:「Pythonic」について、一言お願いします。
Pythonicという言葉は広い意味を持っていると思いますが、まずはThe Zen of Pythonに従うことが原則であると考えております。
(もっともThe Zen of Pythonそのものが広範囲なものではありますが…)
Q7:Pythonエンジニアとしての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
自信を持って「Pythonをフル活用して作り上げた」と言えるものを作りたいと思います。
また、年々Pythonの認知度が高まり、利用者も増えているため、実戦投入(実際の業務へ導入)し、日本国内でのPython利用実績向上に貢献できればと考えております。