こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。
ここ最近、高校生の受験が増えてきました。また少し前から中学生の合格体験記もちらほら出てきていることから、今後は中学生の方の受験も増えるのではないかと考えています。
そして、今、学校単位で受験を検討されているところもあると考え、協会内で精査されているものではないですが、私個人が考える、高校生・中学生がPython基礎試験に合格する方法の案をご紹介します。あくまでDraftレベルのものなので、そのつもりでご参考ください。
<学習前提>
・プログラミング言語であるPythonを学ぶ上で、やはり実際にコーディングできる環境があるか無いかでは学習効率に大きな差が出るため、Pythonの開発環境を用意できるパソコンをご用意ください。
・中学までの数学は必須で、Python基礎試験に関しては高校2年生くらいまでで学ぶ数学の知識があったほうが良いと考えています。
<高校生・中学生がPython基礎試験に合格するために実施してほしい事>
- 生徒に出題範囲を学ぶ環境を授業と自習の両方で用意いただきたいです。
- 授業でPython学習を進める場合、生徒によって理解の早さに大きく差が出ることが推測されます。この差を少しでも緩和するために自習できる環境は必須と考えています。
- 自習用教材としては以下が良いと考えています。
- 徹底攻略Python 3 エンジニア認定基礎試験公式問題集を受験される生徒に提供してほしいです。この本は解説がしっかりしていますし、問題は実際の試験問題に近い模擬問題になっています。
- 顧問理事の寺田氏が公開しているJMOOC動画授業を自習教材として活用ください。以下の動画は試験範囲の全てを網羅していません。しかしながら学生の方が躓きそうなポイントを押さえており、試験の出題範囲の約6割をカバーしています。
https://platjam.jmooc.jp/230410681
- 試験対策としての動画も公開していますので、以下の動画もご覧ください。
- Pythonを授業で教える場合、Python基礎試験に合格を目標されることをお勧めします。その場合、Python基礎試験の出題範囲を授業で押さえるようにしてください。Python基礎試験は基本的な文法を出題する試験であり、Pythonのコーディングを行う上で重要なところをフォーカスした試験です。経済産業省ガイドラインITSSのISV資格マップに掲載されている試験でもあるため、合格されると今後の自信にもなりますし、履歴書にも書ける資格になっています。
- 試験前に問題に慣れるべく無料の模擬問題を解いて不得手な部分をつぶしていただくことをお勧めします。
- 無料の模擬問際は以下のページの下段に記載がありますので、ご活用ください。
- 教えられる先生方にも受験いただき、問題の内容を把握したうえで教えられたほうが、学習効率が良くなるように思えます。先生方も学割が適用されるため、半額の受験料での受験が可能です。
最後に全学生(大学生を含む)の合格率をお伝えします。合格率は60%から65%くらいを推移しています。高校生や中学生の方が受験をされる場合は、おそらく前述の5 項目は必須になると思います。
高校生の方がPython基礎試験に合格し、そのまま就職する場合でも大学や高専、専門学校に進学した場合でも、情報関係の仕事や授業で良いスタートダッシュを切れるのではないかと考えています。PythonはAIや機械学習、ビッグデータやデータ分析、各種自動化、Webにおいて中心的に使用されている技術ですので、今後の選択肢が広いです。もちろんエンジニアにならなくても、業務の自動化で使用できるので、パソコンを使った仕事全般に活用できます。そういう意味でも学生の時期からPythonを学ぶことは将来にわたっても大きな意義があるのではないかと考えています。
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