当コラムでは、PythonZen & PEP 8 検定試験(こちらでオンライン受験できます)で出題されている問題の解説を行なっています。当コラムシリーズを読んで自信がついたら、ぜひ試験に挑戦してみてくださいね。
今回のコラムで解説する試験問題はこちらです。
問題
Zen of Pythonに関する説明のうち、正しいものを次の選択肢の中から選びなさい。
- 「Zen」の意味は「善」である。
- Zen of Pythonには全部で18の格言がある。
- 元々は「The Python Way」と呼ばれていた。
- Zen of PythonはPEP 20である。
解答のヒント
PEP 20 – The Zen of Python が今回の問題の出題範囲になっています。
「ZEN」の意味は日本語が元になっていますが、日本語には「善」「全」「禅」などの同音異義語がありますので、どの漢字のことを指しているのかを確認しておきましょう。
The Zen of Pythonの格言は import this
というコマンドで出力することができます。格言の数も数えておきましょう。
The Zen of PythonはPEP 20です。リファレンスには、これらの格言が生まれたスレッドの名前が「The Way of Python」であると書かれています。
正解はこちら
答えが分かった方は、PythonZen & PEP 8 検定試験 で実際に試験を受けて、正解を当ててみましょう。
The Zen of Pythonは、Pythonコードの設計哲学を簡潔に表現した19の格言集です。Pythonコードでは読みやすさや簡潔さが大事であるといったことが助言されています。PEP 20は2004年にTim Petersによって作成され、Pythonコミュニティで広く受け入れられています。Pythonのインタプリタに import this
と入力すると、Zen of Pythonの全文を読むことができます。